浅沼宏和ブログ

2020.11.29更新

11月27日金曜日にオンラインセミナーの講師を務めました。

テーマはリンダ・グラットンの「ライフシフト」です。特にグラットンの提唱する変身資産に焦点を当てて、人生を豊かにする視点をご紹介させていただきました。
その中で、「ハイブリッドワークライフ」という考え方を改めて提示させていただきました。

ハイブリッドワークライフとはワークライフ・バランスというコンセプトを革新するコンセプトです。
ワークライフ・バランスはいわゆる「9時から5時まで」という表現に代表されるマニュアルワークを前提とした言葉です。しかし、現代社会において充実した人生を送るには、仕事とプライベートを一体化させて考えることが大切になります。それがハイブリッドワークライフです。

実は、こうした視点はすでに2008年に提起されていました。それが「ワークライフ・インテグレーション」です。では、このコンセプトとハイブリッドワークライフは何が違うのでしょうか。

簡単に言うと、企業主導、特に企業の労務管理の観点からのコンセプトがワークライフ・インテグレーションであり、ビジネスパーソン自身の観点からのコンセプトがハイブリッドワークライフなのです。
知識労働には24時間労働という特徴があります。その部分だけを取り上げると「滅私奉公」という悪しき仕事のスタイルのように聞こえるかもしれません。しかし、知識労働にはゲーム性があります。

例えばデザイナーがよりよいデザインにしようと思った場合、「さあ、5時になったから考えるのはやめよう」と思うでしょうか。真に優れたデザインにするために寝ても覚めても考え続けるのがハイパフォーマーの特徴なのです。そして、こうしたハイパフォーマーにとっては、考え続けること自体が喜びなのです。

知識労働で成果をあげることにはゲーム性があります。プライベートで美術館に通うこと、ひょっとしたら自宅の大掃除にも仕事のヒントが隠れているかもしれないのです。プライベートのあらゆる面が仕事と結びつくのです。知識労働で成果をあげる人は、そうしたゲーム性を楽しんでいるのです。

当社ではリンダ・グラットンの「ライフシフト」の提起と、以前から取り組んできたドラッカーのマネジメント論の融合を図り、各人が自分自身の人生の経営者であるという視点でハイブリッドワークライフのコンセプトを磨いてまいりました。

昨年、7月に開催したTMAセミナー「ライフシフトー人生100年時代のマネジメント」をきっかけに、今年5月のGW中にクローズドで開催した「新型コロナ時代のマネジメント」といった発表の場を通じてハイブリッドワークライフのプロトタイプ(試作品)のアイディアを提案し、フィードバックを得てコンセプトを磨いてまいりました。

今後ともセミナーやコンサルティングを通じてハイブリッドワークライフのコンセプトに磨きをかけてまいります。

当社ではこのハイブリッドワークライフのコンセプトに磨きをかけ、ビジネスパーソン個人が仕事とプライベートにおいて輝けるように支援してまいりたいと考えています。

セミナータイトル

ハイブリッドワークライフ

投稿者: 株式会社TMAコンサルティング

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